ゐろふくや基本パーツの素材

2019/04/18(最終更新)

本文へ入る前に…

※ 以下に記載する内容は、あねが個人的に調べたものであり、専門家の解説ではございません
※ 掲載情報の正確性及び完全性や信頼性を保証するものではありませんので予めご了承ください。
※ 一部主観的表現がございますが、異なる見解の方を否定するものではございません。
※ 掲載している内容・情報は予告なしに変更する場合もございます。

このページは…

「ゐろふくや」で取り扱っている基本パーツの素材情報ページです。
ブログで更新していた頃、ご購入者様が少し安心できるのではないかと思い、細かく素材情報を記載しておりました。
しかしながら、作品数が多くなるにつれ使用パーツが増え、同じ作品でも使用パーツが異なる事が出てきた為、作品別に素材をお伝えすることが難しくなってしまいましたので、共通して使用する基本パーツのみ素材情報を記載することにいたしました。
以前より細かくはありませんが、参考にしていただけますと幸いです。

用語について

説明時に使用している用語は、他店と表現の違いがあるかと思いますので、当ページ下方にあります「用語解説」をご確認ください。
金属(真鍮やステンレス等)については「金属について」の頁で簡単な説明を掲載しておりますので、ご確認ください。


カン(丸カン・Cカン)

カンとは、主にアクセサリーのつなぎに使われるとても小さなパーツです。
名前の由来は環状の金具を意味する「鐶」から来ていると言われています。
Dカン・三角カン等色々ありますが、アクセサリーで主に使われるカンは『丸カン』と『Cカン』です。
丸カンは円形、Cカンは楕円形をしており、使用箇所によって使い分けをするのが一般的です。
線径(金属の太さ)と、外径もしくは内径(円の大きさ)の組合せで沢山種類があり、初めてパーツ売場に行く方などはビックリするかもしれません。

上記写真が『丸カン』です。
きれいな円形で、一カ所に切れ目が入っています。

続いての写真が『Cカン』です。
楕円形で切れ目が横にあるため、丸カンと比べてクルクル回りにくく、落としたくない箇所に使われる事が多いです。
カンを主として使用した装飾品(チェーンメイル)もあり、脇役にも主役にもなる、なかなか奥深いパーツです。

◇ 丸カン・Cカン 当店使用素材【日本製】

材 質:真鍮または洋白
めっき:金めっき(金色)
めっき:ロジウムめっき(銀色)

◇ 交換時のみ使用素材

材 質:真鍮
加 工:K14ゴールドフィルド
※ フックをK14GFに交換した場合のみ利用しております。


ピン(Tピン・9ピン)

ピンとは、穴の空いているパーツ(ビーズやパール等)を繋ぐ為に必要な針金のようなパーツです。
針金の余った先を丸めて(ピン曲げ)接続部を作る必要があります。
針金の先の形で名前が変わり、主に使われるのは『Tピン』と『9ピン』です。

上記写真が『Tピン』です。
Tピンは針金の先がTの形になっており、ビーズ等を通すとT部分がストッパーとなって、片側だけに接続部を作れます。

続いての写真が『9ピン』です。
針金の先が既に丸く曲がった接続部(9の形)になっており、ビーズ等を通すと上下に接続部を作れます。
他にも丸ピン(針金の先が球のストッパー)、デザインピン(針金の先が星や槍型のストッパー)などがあります。
ピン曲げは意外と難しく、ハンドメイド初心者の最初の壁もしれません。

◇ Tピン・9ピン 当店使用素材①【日本製】

材 質:真鍮または洋白
めっき:金めっき(金色)
めっき:ロジウムめっき(銀色)

◇ Tピン・9ピン 当店使用素材② (長めの作品に使用している事が多い)

材 質:真鍮
めっき:ニッケルフリー金めっき または 金めっき(金色)
めっき:ニッケルフリーロジウムめっき(銀色)


ワイヤー

ワイヤーとは、ずばり針金のことです。
ハンドメイドの世界では、ワイヤー自体で作品を作ったり、ピンやカンを作成したりすることがあります。
そのように使われることを主としているワイヤーを総称して「ビーディングワイヤー」と呼ぶことがありますが、その中でも有名なのが『アーティスティックワイヤー』で、ゐろふくやでも使用しています。

アーティスティックワイヤーの中にも種類があり、素材そのものにコーティングしたものや、銅線にカラーめっきを施したもの、2本のワイヤーがより線になったものなど、見るだけでもワクワクするようなラインナップです。
その中でも一番人気なのが、銅線に銀めっきをしてからカラーメッキを施し、その上から色の持続を目的とした特殊なコーティングが為されたワイヤーです。
綺麗な色が長続きするため、多くのハンドメイド作家の方々に愛されています。
輝きが永遠に持続する…と書かれていることもありますが、ワイヤーをなめす(真っすぐにする)作業の時点でコーティングが剥がれることもあり、永遠とは言い切れないかな?と思います。
それでも、ただ色を付けただけのワイヤーより長続きすると思うので、とても扱いやすいワイヤーです。

◇ 当店使用素材 (めがね留めをしているものは大体ワイヤーです)

材 質:銅線
めっき:銀めっき→各色のめっき→特殊コーティング


チェーン

鎖状の物は全て同じように見えますが、『あずき型』と『キヘイ型』があります。

「あずき」はCカンや丸をそのままつなげた形状をしており、横から見ると「〇―〇―〇―」という繋がり方に見えます。
「キヘイ」もCカンがつながっていますが、カンが全て90度にひねられている為「〇〇〇〇〇〇」のように全てこちらを向いている繋がり方に見えます。
写真は「あずき」で、当店のネックレスチェーンは「あずき」を使用しています。
イヤリング等のパーツとして使うチェーンは、形も素材も様々なものを使用しています。

◇ チェーン 当店くびかざり用使用素材

材 質:真鍮または丹銅
めっき:金色めっき(金色)
めっき:銀色めっき(銀色)

◇ その他チェーン

チェーンの形により材質・めっきが異なります。
対面販売の場合、ご説明いたしますのでお気軽にお問合せください。


くびかざり金具(引き輪・カニカン・板カン)

主にネックレスで使われる特殊な形状の金具です。

左から「引き輪」「カニカン」「板カン」です。
「引き輪」はツマミの部分が小さめで、開閉がしにくいですが華奢な見た目なのでデザインを損ねにくいです。
「カニカン」はツマミが大きめで、開閉の範囲も広いです。
しかし、その分金具が大きめなので存在感があります。
「板カン」は引き輪やカニカンを受けるための留め具です。

◇ 通常使用素材【日本製】
材 質:真鍮または丹銅
めっき:金めっき(金色)
めっき:ロジウムめっき(銀色)


                    

ピアス・イヤリング

種類が多い為、別ページにまとめております


                    

備考

※ 用語については下記ご確認ください。
※ 使用している素材は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。
※ 使用素材変更にともない価格も変更する場合がございます。こちらも予めご了承ください。
※ なお、使用素材を変更した際は随時更新していく予定です。


ゐろふくやの「かざり用語解説」

あねかざりページによく出てくる用語を簡単に解説いたします。
あくまで『ゐろふくや』としての用語ですので、他店とは異なる場合がございます。

素材 めっきなどが無い、本来の状態である物を指すときに記載します。
材質(芯材) めっき前の素材(めっきが剥がれたら出てくる素材)の事を指しています。
ブログ時代に「芯材」と呼んでいたため、一部でこの表記になっている場合がございます。
めっき(鍍金) 当店では4つに分けて記載しています。詳しくは「コチラ」でご確認ください。
〔 金めっき 〕純度の高い金を割金した金色のめっき
〔 金色めっき 〕純金素材の使用が不明である、金色をしためっき
〔 ロジウムめっき 〕純度の高いロジウムを割金した銀色のめっき
〔 銀色めっき 〕ロジウムの使用が不明である、銀色をしためっき
金属名 真鍮・ステンレス・洋白など、よく出る金属については「こちら」をご確認ください。